家庭菜園で使う肥料

家庭菜園で使われる肥料についての情報

メニュー| 培養土と五大肥料 | さまざまな肥料 | 手作り肥料と用土 |

手作り肥料と用土

手作りの肥料

家庭菜園ブームもあり、園芸店などにはいろいろな市販の肥料が売られている。作物ごとに、あるいは地域ごとに必要な成分を有機質肥料、無機質肥料共にバランスよく含んだもの(配合肥料)、扱いやすいように固形にしたもの(固形肥料)、また速効性のあるもの(液体肥料)など、ずいぶんと使いやすく、便利である。

しかし、やはり家庭菜園では、家庭にあるものを肥料に使いたい。難しく考えなくても、日ごろ、生活のなかでお馴染みのものがすばらしい肥料になる。是非、土作りから、肥料作りから、手作りしてみてはいかがだろうか。

●野菜くず・・・集めて植え穴に埋めておくと窒素肥料になる。

●魚のかす・・・窒素、リン酸、カルシウムを含む理想的な肥料である。

●米のとぎ汁・・・リン酸肥料の役目をするので、水やりの代わりに使っても良い。

●雑草・木の枝・・・乾燥させて燃やすことで草木灰となり、カリ肥料として利用できる。草木灰は、速効性のカリ肥料である。元肥、追肥として利用する。

●落ち葉・・・堆肥に混ぜ込むことで、土の通気性、水はけをよくし、理想的な培養土を作る。

*細かく切り刻んだ稲わらに牛糞や鶏糞、米のとぎ汁などを足し加えて、充分に発酵させたものを「堆肥」と呼ぶ。これに、木々の落ち葉が堆積して腐り、土化した「腐葉土」を混ぜ合わせる。

*堆肥は、効果がゆっくりとしているので、必ず元肥として利用する。

用土の種類

家庭菜園ブームを反映してか、最近では園芸店にさまざまな用土が並べられるようになった。黒土、赤玉土、腐葉土、ピートモス、川砂、などなど・・・。それぞれ通気性や保水性が異なる。家庭菜園ではそれぞれを単独で用いるのではなく、数種類を組み合わせて各長所や短所を補うようにすると良いだろう。用土には以下のような種類がある。

●赤玉土・・・黄褐色で粘土質の土である。保水性に優れている。リン酸の含有量が少ないことから、用土1リットルあたり、過リン酸石灰を2gほど混ぜて用いる。

●鹿沼土・・・鹿沼地方の軽石質の火山砂れきが風化したもので、通気性に優れている。園芸用に広く用いられる用土である。酸性度が強いため、使用にあたっては中和が必要である。

●腐葉土・・・広葉樹の落ち葉が半分ほど腐朽したもので、通気性、保水性に優れた、理想的な用土である。ただし落ち葉が完全に腐ったもの、あるいは逆に未熟なものは不向きである。

●ピースモス・・・湿地の水ゴケなどが半分ほど腐朽したものである。酸性が強いため、使用に際しては中和が必要である。

●バーミキュライト・・・蛭石を焼成したもので、通気性に富みる。通気性、保水力をよくするための土壌改良剤として用いられる。単用でさし芽用土に利用される。

●パーライト・・・真珠岩を急激に焼成したもので、通気性に優れている。粒子の大きさごとに分けて販売されている。高温処理されていることから、無菌に近く、土壌伝染性の病原菌の心配がなく、衛生的である。